覚え書き
<番組ねつ造>関西テレビに総務相が「警告」
3月30日11時47分配信 毎日新聞
関西テレビが制作した「発掘!あるある大事典2」のねつ造問題で、菅義偉総務相は30日、同社の千草宗一郎社長を総務省に呼び、行政指導で最も重い「警告」を伝えた。「放送法違反を再度生じた場合は、法令に基づき厳正に対処する」とし、放送局に発動されたことがない電波法に基づく電波停止の行政処分に言及した。関西テレビに、再発防止の具体的な措置を1カ月以内に報告し、実施状況を3カ月以内に報告するよう求めた。
放送法は「報道は事実をまげない」と定め、違反した放送局への行政指導では「厳重注意」や「警告」がある。さらに重い措置として電波法に基づく「電波停止」や「放送免許の取り消し」の行政処分がある。同省は今回、行政処分も検討したが、同社が27日に提出した最終報告書でねつ造やデータ改ざんの事実や経営責任を認めたことから警告にとどめた。
菅総務相は千草社長に対し、「長期間にわたって事実と異なった放送が行われてきたことは、国民の信頼を裏切るもので極めて遺憾」と述べた。
放送局への警告は今回で3回目。番組内容に関しては、06年6月に白インゲンのダイエット効果を番組で紹介して健康被害を出したTBSのケースがある。【小島昇】
不二家、TBSに法的措置も
3月31日8時0分配信産経新聞
TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」が不二家の不祥事に関し一部不正確な内容の放送をした問題で、不二家が社外に設置した信頼回復対策会議(議長・郷原信郎桐蔭横浜大学法科大学院教授)は30日、不二家に「TBSに徹底調査を求め、対応によっては損害賠償請求などを検討すべきだ」と提言した。
同番組は1月22日の放送で、神奈川県の平塚工場の元従業員とされる女性が証言し、店舗から賞味期限の切れたチョコレートを集め牛乳を混ぜて溶かし、日常的に新しい製品として出荷していた、などと報じた。みのさんも翌日の同番組で「廃業してもらいたい」などとコメントした。
TBSは、牛乳の混入は「不正確」で、「証言内容が10年以上前のもので、日常的との表現は誤解を与えるものだった」と釈明。しかし、「根幹は根拠があった」としていた。
対策会議は、不二家とTBSとのやりとりの録音テープなどを公開。TBSの制作担当者が「嘘だとか捏造(ねつぞう)だとか言われるのは心外なんですよ。複数の証言を取ったりしている。牛乳がミスだというのなら謝りますよ」などと声を荒らげたり、「(証言者は)かなり前の話なので明確には覚えてらっしゃらない」と釈明したりしている。
この日、不二家側は「当社が商品を店舗などから回収して再利用することはあり得ない」と説明。郷原議長は「TBSには誠実な対応はなかった」と話した。
TBSは「主張は容認できない。会話の録音などを無断公表したことは道義やモラルにもとる行為で遺憾」とのコメントを発表した。
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