2007年1月26日 (金)

番組違法コピーのオークション出品、テレビ局とACCSが監視強化

1月26日9時6分配信 ITmediaニュース
 NHKと民放テレビ局などで構成する地上デジタル放送推進協会(D-pa)は1月25日、番組を録画・複製したDVDなどをネットオークションを通じて違法に販売する行為を防ぐため、オークション監視活動の強化や情報提供窓口の開設といった対策を始めると発表した。
 PCソフトの海賊版対策で実績を持つコンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が協力。D-paが放送局側の監視条件を集約してACCSに伝え、ACCSが能動的にオークションなどをパトロール。テレビ局の著作権を侵害している出品物がないか、監視する。
 当面はYahoo!オークションを集中的に監視。ヤフーとACCSで合意した、違法出品の削除を要請する枠組みに基づき、判断基準に合う出品物があればACCSがヤフーに削除を要請する。判断基準やパトロール頻度などは公開しない。
 監視強化に加え、一般からの情報提供をネットで受け付ける窓口「ホットライン・テレビ番組著作権」を開設。オークション出品者や出品内容などを通報できる入力フォームを設け、寄せられた情報はACCSが放送事業者と連携して調査し、ヤフーに削除を要請する。
●違法出品対策を効率化
 テレビ各局は、ドラマやアニメ、歌番組などを録画したDVDなどをオークションで違法販売する行為に手を焼いている。従来の海賊版販売はアングラな業者によるものが多かったが、ネットオークションの一般化とデジタルレコーダーの普及などで、個人が“気軽”に販売するケースが増えたという。
 D-paによると、違法出品を見つけて削除につながるケースは、在京局が把握しているだけで年間1万件超。だがこれは「氷山の一角」とみられ、実際の出品された件数は相当数に上るとみている。
 違法出品は、各局が見つけては“もぐらたたき”的に処理しているのが現状。だがフジテレビジョンの佐藤信彦デジタルコンテンツ局次長によると、削除を避けるため「テレビ局員が出社しない土日を狙って集中的に出品する例もある」といい、負担は少なくない。
 最近はYouTubeへの違法アップロードが問題化しているが、「ネットオークションへの違法出品への対策に手間を取られ、YouTubeまで手が回らない」というのが実情という。
 地上デジタル放送の本格スタートにあたり、放送局側は2004年4月、番組の録画を1回に限る「コピーワンス」を導入した。「コピーワンス導入は技術的な対策。ソフト面の対策も求められる」(テレビ朝日の大塚隆広取締役)として、新たにネットオークションの監視強化を打ち出した。ネットオークション上の海賊版対策に取り組んできたACCSにパトロールを依頼することで、違法出品対策を効率化するのが狙いだ。
 「番組の違法コピーが増えれば、クリエイターの意欲が低下したり、これを嫌って俳優がデジタル放送への出演を拒否するようなこともありうる。そうなればテレビコンテンツのレベルがダウンし、視聴者も豊かなテレビライフを享受できなくなるかもしれない」──というのがテレビ各局の主張。監視強化などの一連の対策は「放送事業者の強い意志を示すため」(大塚取締役)でもある。
 情報提供窓口ではYouTubeのアップロード情報も受け付けるが、当面はYahoo!オークション上の違法出品対策に集中し、YouTube関連は各局への情報提供にとどめる。だが将来はYouTubeにファイル削除を要請していく仕組みづくりもありうるとしている。
 コピーワンスをめぐっては、総務相の諮問機関・情報通信審議会で見直し作業が進められている。担当者は「コピーワンスとコピーフリーの間に妥協点があるのでは、という認識で議論が進んでいるようだ。近いうちにとりまとめて発表されるのでは」と話した。

放送メディアの送り手と受け手の権利を今一度考え直す必要がありますね。
受け手は、受けたものを送り手になって、他人に提供する権利はありません。
“送信可能化”状態にして、ネット上に配布した時点で、“罪”となることを理解することが必要です。厳密な処罰の実施を行った方が良いのではないのでしょうか。

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2006年2月 8日 (水)

東京っ子 早寝早起きTV漬け アジア5都市調査

 東京の幼児は他のアジア都市の幼児に比べ早寝早起きだが、テレビ漬け-。教育シンクタンク「ベネッセ教育研究開発センター」(東京)が行った東京、ソウル、北京、上海、台北の幼児の生活調査から、こんな傾向が浮かび上がった。また、東京の親は「友人や家族を大事にする人」に子供が育ってほしいと願う半面、「社会に尽くす人」「周囲から尊敬される人」にと願う傾向は他都市より低かった。
 調査は五都市の三歳から六歳までの幼児を持つ保護者約六千人に聞き取り形式で実施。「午後九時台より早く寝る」と答えたのは東京75・8%、上海79・5%だったが、ソウルは36・3%、台北は26・4%。起床時刻が午前七時より早いのは東京75・6%、北京95・9%、上海89・4%と多いがソウルは48・2%、台北は56・1%だった。睡眠時間は東京で平均十時間六分。五都市で唯一、十時間を超えた。
 「テレビをほとんど毎日見る」は東京で94・6%。ソウル79・2%、台北78・4%、北京74・3%、上海64・3%に比べ最も高く、一日の視聴時間も東京は三時間四十三分で他都市より長かった。パソコン使用では東京は「ほぼ毎日」「週三、四回」を合わせても4・3%。ソウルの40%に比べ際立って低い。習いごとをする幼児の割合は五都市とも五割超。特に英会話人気は東京17・8%、ソウル11・2%など総じて高かった。
 「子供に将来、どんな人になってほしいか」とたずねたところ、五都市とも三分の二超の保護者が「自分の家族を大切にする人」と回答。東京ではさらに「友人を大切にする人」(74・5%)「他人に迷惑をかけない人」(71%)が他都市より高かった。
 一方、「仕事で能力を発揮する人」は東京20・1%で、北京46・9%、台北48・9%。ソウルは「リーダーシップのある人」が46・8%と他都市に比べずば抜けて高かった。
(産経新聞) - 2月8日2時50分更新

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